『世界を変えるデザイン展』

以前、新聞で記事を見つけ気になっていた『世界を変えるデザイン展』に寄って来ました。
このデザイン展は、6月13日まで東京ミッドタウン・デザインハブにて開催中のもので、貧困に苦しむ途上国の人たちの生活をデザインの力で支援する取り組みを紹介する企画展です。cimg52711

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発展途上国における課題を8つに分類して展示しています。
1.water 安全な水の確保。
2.food 食料不足と栄養不良。
3.energy 安定したエネルギー源を持っていない。
4.health 基本的な医療サービスが受けられない。
5.housing 住まいが無くホームレス状態での生活。
6.mobility 移動や輸送が困難で時間がかかる。
7.education 識字率や初等教育修了率が低い。
8.connectivity 情報へアクセスできず、情報格差が生まれる。
これらの問題を解決するために、世界各地のデザイナー、大学、企業などがアイデア、技術を駆使してデザインしたプロダクトが展示されていました。
いくつかのプロダクトをご紹介します。

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自宅から遠く離れた水源から水を運ぶためのドーナツ型のポリタンクです。
中央の穴に紐を通すことで子供や女性でも簡単に水を運ぶ事ができます。
一度に50リットル以上の水を運ぶことができます。

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この義足は、低コスト・短時間で製作することができ、紛争や事故で脚を無くした人の就職を助けています。

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この器具は、太陽光を集熱して調理を行うために開発された器具です。

また、川や湖、水たまりなどから集めた水を高性能の内部フィルターで濾過することで、ウイルスやバクテリアを除去し飲料水に浄化するライフストローなどが展示されていました。
それぞれの分野で、さまざまな視点で、発展途上国の人たちの生活を向上させる試みがなされている事を具体的なかたちで知ることができました。
ひとつひとつのアイデアにもたいへん触発されるものがあり、日本において当たり前に生活している自分たちの生活を見直すことにもつながるものだと感じました。
真剣に考えないといけない問題がたくさん提示されていると思います。
一度立ち寄ってみて下さい。(S.H)

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