映画『AALTO』

10月 15th, 2023

先日、ヒューマントラストシネマ有楽町で上映されている、フィンランドが生んだ世界的建築家『アルヴァ・アアルト』のドキュメンタリー映画を、上映初日に観て来ました。
アルヴァ・アアルトの人生と作品にスポットを当てた映画です。
アアルトに大きな影響を与えた最初の妻アイノとアイノ亡き後、アアルトを支えた二番目の妻エリッサ…
二人の女性がアアルトの人生において大きな存在となっています。
作品の側面からしかアアルトを見ていなかっので、人間アアルトをクローズアップした興味深い映画でした。
映画上映後には、アアルトの家具を販売するだけで無く、モダニズム文化を啓蒙する為に設立された「artek」のディレクター林アンニさんの対談も有りました。

(S.H)

映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』

8月 19th, 2023

先日、8月14日の現場の帰りにイオンシネマ港北ニュータウンに寄って観て来ました。
スタートから息つく暇も無いくらいのスピード感でアクションシーンが展開します。
この映画をシリーズで追いかけて来た訳では無いので、ストーリーと登場人物の関係性の把握に四苦八苦しながらも、物語の展開に引き込まれて行きました。
何と言っても、トム・クルーズの年齢を感じさせないアクションシーンには、驚きと共に感動を覚えます。
崖からバイクで飛び降りるシーンは、圧巻です。
今の世の中であれば、いくらでもCG技術を駆使して表現出来るのではと思ってしまいますが、トム・クルーズは、生身の人間が表現する事に拘り、それもスタント無しで チャレンジする道を選択しました。
この瞬間の為だけに3年程の訓練期間を費やしたとの事を聞くと、映画に対する並々ならぬ情熱を感じます。
また、スタッフの努力も見逃す訳には行きません。
私も年齢などに囚われず、チャレンジする気持ちを持ち続けなければとの思いを新たにした映画でした。(S.H)

映画『トップガン マーベリック』

7月 9th, 2023

映画の記事が続きますが、昨年の9月に観てきました。
この映画は、前作からの続きの設定で、かつてのヒーローが教官として戻ってくるところから始まります。
この映画でも、トム・クルーズは、CGで無くリアルな飛行の戦闘映像を実現しています。
相変わらず手に汗握る空中アクションが素晴らしく、迫力満点です。
いつものトム・クルーズのカッコ良さで無く、生徒達からおじさん扱いされているトム・クルーズが良い味を出していました。
ジェニファー・コネリーとのからみも良いですね。(S.H)

映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

7月 9th, 2023

去る、3月18日に観た映画の紹介です。
ミッシェル・ヨーと言う香港とハリウッドで活躍する女優さんが、アジア人初となるアカデミー賞主演女優賞を獲得して話題になった映画です。
幾つもの世界が並行して存在するマルチバースに飲み込まれた一人の女性が、それぞれの世界に存在する自分の記憶や特殊能力を手に入れて活躍するカンフー映画です。
なかなかストーリーを理解するのがたいへんでしたが、興味深い映画でした。(S.H)

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を見てきました。

7月 9th, 2023

先日、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』という、今話題の映画を見て来ました。
今回も、ハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズが、秘宝を求めて世界中を駆け巡るアクション・アドベンチャーとなっています。
かなりぶっ飛んだアクションになっていますが、80歳になるハリソン・フォードの渾身の演技とアクションが見ものです。
インディとバディを組む旧友の娘がとても良い感じでした。(S.H)

『奥沢・S-House』竣工しました。

7月 7th, 2023

去る、3月28日に竣工した『奥沢・S-House』をご紹介します。
この住宅は、奥沢に建つ個人住宅です。

建物の概要は、RC造(鉄筋コンクリート造)、地下1階、地上2階建ての建物です。
敷地と道路に約2mほどの高低差を持つ、坂道に面しています。
道路のレベルの地下1階部分には、エントランスと駐車場、ドライエリア(空堀)をもつホビールームが有ります。
階段かホームエレベーターで1階に上がると、そこはほぼワンルームの大きなリビング、ダイニング、キッチンの空間が広がります。
キッチンの奥には、ファミリーワークルームが有り、どこに居ても家族が感じられる空間として、いつも皆んなが集まる空間となっています。
2階には、寝室3室とゲストルーム1室、浴室が有ります。
また、屋上には人工芝が敷かれた屋上テラスが有り、周辺の家々の屋根越しに遠くへの景観を一望出来ます。
画像をアップしておきます。(S.H)

『ヴェル ラ メゾン』竣工しました。

7月 7th, 2023

去る、3月25日に竣工した『ヴェル ラ メゾン』のご紹介です。
この建物は、千代田線綾瀬駅から至近の賃貸共同住宅です。
2011年に竣工した『ノアール ブラン』、2013年に竣工した『ラフィーネ ブラン』と同じ建主さんの第3弾となります。
リピートして依頼して頂くのは、設計者としてとても嬉しい思いです。

建物の概要は、RC造(鉄筋コンクリート壁構造)の3階建てとなります。
壁構造とは、通常建物の構造を形成している柱がなく、壁によって構造体を形成している建物です。
室内に柱が無いので、すっきりした室内を実現出来ますが、階数の制限と間取りの制限が有りますので、プロジェクトの内容によって最も適した構造の方式を選定する必要が有ります。
住戸としては、45㎡の1LDKを中心に構成されています。

外観は、シンプルな構成ですが、3層のそれぞれに違った素材を使用し、妻面にキャンティレバー(片持ち梁の跳ね出し)を用いて変化の有る表情を獲得しています。
画像をアップしておきます。(S.H)

『Sound Stage 1242』竣工しました。

7月 4th, 2023

久しぶりのブログとなります。
また、だいぶサボってしまいました。

去る、2月7日に竣工した『Sound Stage 1242』のご紹介です。
この建物は、以前ブログでご紹介した2021年度のグッドデザイン賞を受賞した『サウンドステージ1st』に続く、「音楽が楽しめる賃貸」の第2弾となります。
元々は、賃貸でも「音楽を楽しむ事」が出来る事を目指したものでしたが、コロナ禍の生活の変化も有り、在宅時間が長くなり「音を気にしない生活」が一層求められる事になりました。
防音仕様が、共同住宅の入居者に望まれる条件となって来ています。
また、この賃貸では、ペットも可となっており、駅(南武線武蔵中原駅)からも至近という事で、すぐに入居者が決まりました。

建物は、RC造(鉄筋コンクリー造)5階建ての集合住宅です。
低層階(1、2階)には、単身用住居を、高層部(3〜5階)には、ファミリータイプの住居やメゾネットタイプの住居という多彩な構成となっています。

外観は、モノトーンでシンプルにまとめ、構成的なデザインとなっています。
街並みからも、いわゆる通常のマンションの形態とは、一線を画した提案が出来たのではと思っております。
画像を、アップしておきます。(S.H)

『新年のご挨拶』2023

1月 1st, 2023

明けましておめでとうございます。
昨年は、お陰様で忙しい毎日を過ごす事が出来ました。
ただ、心がざわつく事も多く有りました。
世の中を取り巻く状況も刻々と厳しさを増し、ピリピリとした空気感が漂っていました。
今年も、しばらく続くかもしれませんが、周りの皆様と協力して乗り越えて行きたいと思っています。
本年も引き続き宜しくお願い致します。
「一歩前へ、打つ手は無限」の気持ちで進みます。
(平野、スタッフ一同)

『年末のご挨拶と今年を振り返って』

12月 31st, 2022

今年は、一年間全くブログを書いていませんでしたので、少しだけ振り返ってみたいと思います。年明けから、鉄筋コンクリート造、地下1階、地上2階の住宅の見積調整から始まりました。
また、以前から懸案を抱えていた木造平家建ての住宅もやっと着工が見えて来ました。
昨年着工した集合住宅の現場も引き続き始まり、新たな集合住宅も始まりました。
もう一件の集合住宅も実施設計が本格的に動き始め、とても慌ただしくなって来ました。
その他にも、さまざまな企画をまとめ、とても忙しい一年でした。

個人的には、叔父が二人亡くなり、お世話になった先輩や協力事務所の仲間の訃報も有りました。

建築を取り巻く状況もたいへん大きな動きがたくさん有りました。

以前から続く職人さんの不足、資材の高騰、ウッドショック、それに拍車をかけるようにロシア-ウクライナの問題が起こりました。

資材の高騰が一層激しくなり、建設費が今までに無いくらいの勢いで上がっています。

来年は、さまざまな事が穏やかになり、皆んなが笑顔で過ごせるようになればと、心から思っています。

来年も、引き続き宜しくお願い致します。

本年は、たいへんお世話になり、ありがとうございました。

皆さま、良いお年をお迎えください。

最後に、今年竣工した作品をアップしておきます。

(S.H)