2011 年 8 月 のアーカイブ

世田谷区役所庁舎

2011 年 8 月 30 日 火曜日

現在進行中のプロジェクトの書類を提出する為、
世田谷区役所へ行ってきました。

区役所に到着し迫力のある建物を目にし、
この建物が前川国男の設計であった事を思い出しました。

「折板構造」を用いた、鉄筋コンクリートの建物です。
折板構造を聞くとこれまでは機械的に感じていましたが、
実際には有機的に感じたのです。

第一庁舎と区民会館をつなぐ部分がピロティになっており
こそを抜けると、広場。

区役所で働く人、
仕事で用件で来ている人、
散歩の通り道になっている人、
木陰で一休みしている人、
行き交う人達と周囲の環境と、
その間の関係が建物によってつながれているのを感じました。

だから、有機的に思ったのかもしれません。

当時設計した前川国男は、
どんな事を思い描きながらこの建物を設計しのでしょうか。
彼の著書を読み、探ってみようかと思います。

建築は素晴らしいと、改めて感じた瞬間でした。

折板構造の壁面
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第一庁舎
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ピロティ
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(staff E・H)

渋谷区の住宅が竣工しました。

2011 年 8 月 19 日 金曜日

渋谷区で進めていました住宅が、先日完成し引き渡しとなりました。
この住宅はコンペ形式による設計者選定でスタートしました。
久しぶりのコンペでもあり、競合する設計事務所も海外の有名設計事務所と聞き、これは何としても勝ちたいと事務所総出で頑張ってプランを考えました。
そして2案をプレゼンした結果、当社に決定して頂いたのがちょうど2年前の7月でした。

この住宅のゾーニングプランの特徴として、LDK,ユーティリティ、水廻りといったパブリックゾーンと、それぞれに専用の光庭のある寝室のあるプライベートゾーンを、中央にある巾4Mの玄関ホールで分けてプランしている事です。

その玄関ホールは2Fにあるセカンドリビングに繋がる階段がある吹き抜け空間となっています。
そして、ホールの先には睡蓮の浮かぶ水盤と、施主が海外で購入したガラスのオブジェがあり、住宅全体を印象付けるシンボリックな空間です。
2Fのセカンドリビングには、南北にそれぞれの大きなデッキテラスがあり、両側に面したサッシでとても解放感があります。

大きな住宅を創る上で注意すべきポイントとして、その大きさ故の間延びした建物にならない事が重要です。
今回、それぞれの諸室のボリューム感による空間のダイナミックさと、機能的な使い方としてのコンパクトな部分の相反する両面を兼ね備えたプランが出来たと思っています。
(staff.Y)

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宮ヶ瀬ダム

2011 年 8 月 17 日 水曜日

夏休みの13日(土)に、宮ヶ瀬ダムに行ってみました。
本当は、群馬の『吹割の滝』に行ってみようと考えていましたが、帰省の渋滞のニュースを見て急遽方針変更しました。
このダムは、神奈川県愛甲郡愛川町と相模原市青山、愛甲郡清川村に跨がっています。
2,000年12月に完成した、総貯水量約2億トンという、首都圏最大のダムだそうです。
土地の交渉等も難航したようで、完成まで29年も掛かったそうです。
実際のダムを目の当たりにすると、良く作ったなと思わせる感激がありました。
以前一度行った事がありましたが、その時はまだダムは完成していませんでした。
今回は、さまざまな施設も整備され、ダムの中まで入り見学する事ができました。

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このダムの水は、横浜市、川崎市、相模原市等神奈川県の2/3の地域、県人口の90%への上水道供給、直下流に併設された神奈川県企業庁の愛川第一発電所による最大出力24,000KWの水力発電にも使われています。
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宮ヶ瀬湖の公園もきれいに整備され、吊り橋も完成していました。
都心からも近いのでちょっと出掛けるのにとても良い場所だと思います。
小さな子供さんのいる家族や犬の散歩にも良いですよ。

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放流の時は、とても迫力があり、お奨めだそうです。
今度、放流の時に行ってみようと思います。(S.H)