2014 年 8 月 のアーカイブ

N邸竣工しました。

2014 年 8 月 19 日 火曜日

木造一戸建ての住宅が完成しました。
建築条件の厳しい地域に敷地があるので、小さな工夫を取り入れてみました。

敷地の間口に対して奥行きのある敷地なので建物の奥には光が届きにくくなります。
それを緩和する為に小さな庭をもうけて、建物の奥にも光が届くよう考慮しました。
なので、敷地奥にあるリビングが庭に面しています。



2階床を一部上げて、リビング天井を高く確保しています。
2階床上がり部分とリビング天井です。


斜線が厳しいので2階の廊下は天井を斜めに上げて低い部分を感じにくいように考慮しました。

外観はシンプルでモノトーンにしています。

施主の方と細かく打合せ重ね、敷地条件を上手く利用して建物が出来上がりました。

(Staff E・H)

『戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家』展

2014 年 8 月 17 日 日曜日

埼玉県立近代美術館で現在開催中の企画展を見て来ました。

この美術館は、黒川紀章さんの設計された建物で、雑誌では見ていましたが初めて行きました。
素直な感想を言えば、美術館その物には、あまり感動を覚えませんでした。

展示の内容は、1953年の丹下健三の木造ピロティ形式の住宅から1976年の安藤忠雄の「住吉の長屋」まで16人の建築家による16の住宅の写真や模型、図面です。
どの住宅も、今見てもそれぞれに考え抜かれた世界観が表現されていて、住宅としての古さを感じませんでした。
特に、70年代の建築家の仕事は、内部空間に完結された都市的な小宇宙を再現しようとする試みが多く見られました。

住宅はあくまでも「私的な」空間であり、普遍性とは離れた、時代や都市との関わりの中から生み出された特殊解だと感じました。
だからこそ、今新たな視点と住空間を考えさせる機会として捉えることが出来ました。
どの住宅も、昔から良く知ったものばかりでしたが、今回長い時間を得て、別の角度から見ることが出来たように思います。

会場で撮影可能な写真を幾つかアップしておきます。


これは、清家清の住宅です。


菊竹清訓のスカイハウスです。


篠原一男の白の家です。


宮脇檀の松川ボックスです。


伊東豊雄の中野本町の家です。

以上、なかなか興味深い展示でした。(S.H)