10年目の修繕報告(川崎の賃貸マンション)

計画工房が10年前に手掛けた、川崎市中原区の賃貸マンション(鉄筋コンクリー造3階建)の10年目の本格的な修繕が完了しましたので、報告させて頂きます。
昨年の11月に、オーナー様より連絡を頂き、来年で10年目を迎えるので、本格的に手を入れようと考えているので、どのように進めるか、調査・研究を含めて早めに始めたいとの連絡を頂きました。
その後、オーナー、建設会社、我々設計とで総合的に建物をチェックし、建設会社さんの方で作成した建物診断報告書により、専門の業者さんも交えて、具体的な修繕方法を協議しました。
普段から、とても手入れの良い建物ですが、さすがに10年経つと外壁も汚れ、目隠しの板材も部分的に補修の必要な部分が出ていました。
温水による高圧洗浄の後、ナノの粒子がコンクリート躯体に浸透し躯体性能を向上させるナノコンシーラという改質強化剤を塗り、乾燥後仕上げにナノコンスーパーという撥水剤を塗布しました。
その他鉄部の塗装や木材部の補修、本体部の防水は何ともありませんでしたので、一部庇等の防水を施し完了しました。
修繕前と後の写真をアップしておきます。

修繕前の外観(全体)
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修繕後の外観(全体)
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修繕前の外観(部分)
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修繕後の外観(部分)
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修繕後の別の外観
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このような形で、自分の設計した建物と永くつき合える事は、とても大切な事だと感じています。
今回は、本格的に10年間の経過を調査した上で、その修繕方法を組み立て、計画的に進める事ができました。
その間、専門業者さんからの最新の情報も踏まえ、さまざまな学びと発見がありました。
オーナー様をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。(S.H)

[スタッフより]
今回の修繕計画を一緒に携わらせていただきました。
当初現地を拝見した際は建物を綺麗に維持されているなと感じましたが、修繕を終え足場が外れた姿を見た時はとても驚きました。
新築の様なメリハリと輝きがそこに戻っていました。
こうして新旧の比較をすると、10年の歳月で実際に分からないところで劣化や汚れが進行しているのだと改めて気付かされます。
修繕がいかに大事かという事をつくづく痛感いたしました。(staff.M)

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