日本・トルコ合作映画『海難1890』

今から,125年前に起きた、オスマン帝国の軍艦「エルトゥールル号」が本州最南端・和歌山県串本町沖で座礁・大破した海難事故とそれから95年後に起きたイラン・イラク戦争の時のテヘランに取り残された邦人救出劇を題材にした映画です。

日本の海難事故史上はじめての大規模外国船の事故で、乗組員600人以上の内、犠牲者は、500人超にのぼりました。
小さな島の住人たちは、貧しい自分たちの生活を犠牲にしてまで、人間としての純粋な気持ちから全員で救出にあたります。

それから95年後に起きた、イラン・イラク戦争時に自国機の乗り入れのない日本人215名をトルコ大使館職員が中心となって救出するという、2つの事件を通して、何故両国が深い絆で結ばれたのかという歴史上類を見ない感動の秘話です。

とても印象深い映画でした。
私も2度トルコに行って、とても親しみを感じていました。
親日の国『トルコ』の意味が理解できたように思いました。
とても良い映画だと感じましたので、是非お奨めしたいと思います。(S.H)

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