映画『獄友』

4月21日の土曜日に『獄友』(ごくとも)というドキュメント映画を見て来ました。先日報告した『人生フルーツ』で初めて訪れたポレポレ東中野で上映されています。
冤罪で人生のほとんどを獄中で過ごした5人のその後と今を7年に渡って追い続けたドキュメンタリー映画です。
国や司法の在り方を問う、重いテーマの映画です。
このような人達を2度と作り出してはならないと感じました。
ただ、本人達は「不運だったけど不幸では無い」と言います。
何十年という長い時間を奪われた人生を思う時、私の中に計り知れない怒りと絶望を感じてしまいました。
彼らは、自分たちの事を『獄友』と呼び、お互いを支え合い、獄中での日々を懐かしみ、笑い飛ばす姿に何を失い、何を得たのか、深く、複雑な思いを感じてしまいます。
一人一人の人生を考えた時、あまりに恐ろしい事です。(S.H)

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