『写真家チェ・ゲバラが見た世界』

久しぶりのブログになります。
大分さぼってしまいました。
今日、夏休みを利用して以前から気になっていた、革命家チェ・ゲバラの写真展に行ってきました。
恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルームで8月9日から27日まで開催されています。

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IMG_4372          ゲバラが愛用していたカメラです。

 

 

 

革命家としては、誰もが知る存在ですが、多様な才能を持つゲバラのひとつの側面を見る事ができます。
私自身ゲバラについては、それほど深くを知っている訳では有りません。
前にゲバラについての本を一冊読んだ程度です。
行く前に興味を感じたのは、革命に至る前から革命期、革命後などその時々の心情が写真にどのように現れているのだろうかということでした。

医学生の頃から、フィデル・カストロとの運命の出会い、キューバでの反政府運動への参加、キューバ革命後の国づくり、新たな革命を指導する中で、常に貧富や差別などのさまざまな理不尽な事柄に対し、情熱的に巨悪に立ち向かう気持ちを持ち続けた人生でした。
そんな人生の局面局面で淡々と切り取られた写真が目の前に有りました。
もっとドロドロしたイメージを持って行ったので、ちょっと予想と反した印象でした。
でもよくよく考えると、革命は煮えたぎる思いとは裏腹に常に冷静に淡々と遂行する事なのかなと感じました。
日々、小さな事で一喜一憂している我が身を思うと、考えさせられる展示になりました。(S.H)

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